連合神奈川

活動報告

2010年度最低賃金制に関する取組み

連合は、2月18日開催の連合中央執行委員会において2010年度の最低賃金の取り組み方針を決定しました。
 連合神奈川は、この連合本部の方針をベースに、2009年度最低賃金闘争の経過を踏まえ、春季生活闘争と連動した取り組みと賃金決定を受けた取り組みの2段階方式により闘争を強化することとします。

連合神奈川における法定最低賃金に対する取り組み
(1) 取り組みの基本
 ①最低賃金闘争と2010春季生活闘争を表裏一体と捉え、取り組みを進めます。
 ②最低賃金は、賃金闘争の基礎となることから、「まさに労働組合の賃金闘争」と位置付け、取り組みを強化します。
③最低賃金は、連合神奈川の基本的任務と捉え取り組むこととし、その前進に向け最大限の力が発揮できる環境を作り上げることとします。
④取り組みにあたっては、各産別・単組はもとより、地域連合と一体となった取り組みを進めます。
 ⑤また、連合方針に基づき、パート労働者を含む全従業員対象の企業内最低賃金協定の締結等への取り組みを強化します。
   ※全従業員対象企業内最低賃金の目標水準 (連合リビングウエッジ)
        到達目標 時間額920円以上
   さらに、基幹的労働者を対象とする特定最低賃金を決定するためには、企業労使における企業内最低賃金協定化が出発点となります。構成組織は、個別賃金の取り組みの一環としての企業内最低賃金協定化を支援し、産業部門別連絡会などの場で連携を強めることとします。
(2) 地域最低賃金の取り組み
 ① 最低賃金対策委員会の開催
   2010年度の最低賃金に関する対策を図るため、3月中に最低賃金対策委員会を開催します。
 ② 議会陳情・請願の提出
   神奈川県議会および自治体各議会へ最低賃金に関し、陳情の提出を行います。
③ 2010年度最低賃金要請書の提出
   「2010年度最低賃金行政」に関する要請を神奈川労働局へ行います。また、神奈  川県、および神奈川県経営者協会、神奈川県中小企業経営者協会、神奈川県商工会議所連合会、神奈川県中小企業中央会、神奈川県経済同友会に対し、賃金引き上げに向けた申し入れ活動を実施します。
④ 改定目標の基本的な考え方
 【具体的な要求】  
 Ⅰ.基本的な考え方
   ・昨年の神奈川最低賃金審議会で公労使で結審した、神奈川の「生活保護との整合性」を図る観点から、下回らない水準となるよう早期に対応を図る。
   ・最賃の要求は、「典型労働者と非典型労働者との格差是正」として、論理的に整理を図っていく。(同一価値 同一賃金)
 Ⅱ.基本的金額
   ・昨年の地域別最低賃金は生活保護との整合性から乖離額の66円を3年程度で解消する決定をし、昨年度は23円のアップとなった。(目安額22円)
   ・今年度の基本的な要求金額は、乖離額の残り43円を2年程度で解消するため、アップ額を23円に設定し、要求額は、「時間額 812円」とするが、神奈川 県の生活保護基準が変更が予想されることから別途、最賃委員で具体的な金額に ついて協議し要求することとする。
(3) 特定最低賃金の取り組み
 ① 特定最低賃金の改正について
   現行の7業種(塗料、鉄鋼業、非鉄金属、一般機械、電気機械、輸送用機械、自動車小売)について、特定最低賃金の改正を図ることとします。
    また、各産別において今春闘の中で企業内最低賃金協定の締結と、水準の引き上げの取り組みを進めることとします。
 
 ② 特定最賃の新設への対応
「各種商品小売」については、首都圏において神奈川県のみ導入されていない状況にあります。第3次産業で働く勤労者の労働条件の向上にむけて、該当する産別及び労働局と連携をはかり新設にむけて取り組みを進めます。

 ③ 特定最賃の委員については、下記の通り昨年のメンバーで進めて行きます(略)。
(4) 家内労働最低工賃の取り組み
  家内労働については、これまで積極的に金額の引き上げに努力をしてきたが、最近の情勢としては対象労働者が減少傾向にあり、実態にあった対応が求められております。今後の動向をしっかり見極めながら取り組んでいきます。

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