地域連合

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湘南地域連合

湘南地域連合は、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町に存在する91の労働組合で作られた地域最大の労働団体です。雇用創出と労働条件の確立・向上、政策制度要求活動の推進、湘南労福協と一緒になってすべての働く人の福祉・文化・スポーツなどに取り組んでいます。

役員体制

役職名 氏名 産別名 単組名
議長 成重 恒夫 JAM オイレス労組
議長代行 岩崎 幸司 私鉄総連 江ノ島電鉄労組
副議長 阿部 一郎 自動車総連 いすゞ自動車労組藤沢支部
  谷村 秀次 自動車総連 日産工機労組
  國分 一哉 神教協 湘南教職員組合
  渡部 真道 情報労連 NTT労組神奈川総支部湘南分会
  高島 彰人 基幹労連 トピー工業労組神奈川支部
  山下 功  電機連合 ネッツエスアイ東洋労組
事務局長 古郡 亘幸 自治労 藤沢市職員労働組合
事務局次長 藤田 竜一 JEC連合 東海カーボン労組湘南支部
事務局長補佐 中嶋 和則 自治労 寒川町職員労働組合
  樋口  剛 自治労 茅ヶ崎市職員労働組合
  高田  大 自治労 藤沢市職員労働組合
湘南地域連合
住所 〒251-0053 藤沢市本町1-12-17
藤沢市労働会館内
電話 0466-25-0001
FAX 0466-28-0101
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機関紙

  1. 湘南地域連合 最新機関紙【PDF】

活動方針

はじめに

 昨年12月の定期総会以降、湘南地域連合は連合神奈川の方針に沿い“すべての働くものの連帯で、ともに働き暮らす社会をつくろう”を合言葉に、生活者・勤労者の代表、代弁者として、雇用の確保、働く仲間の労働条件の維持向上、さらには明るく安全な地域社会づくりのために湘南労福協、各級議員団、行政、労働福祉団体と連携をとりながら①地域産業の育成と活性化②平和で安全安心な社会づくり③勤労者・生活者のための政策制度要求④働く仲間の親睦交流による組織強化⑤民主政治の実現。などをめざし、様々な取り組みを展開してきました。

1.この1年の取り組みについて

(1)日本経済は2002年以降、企業部門の設備投資やBRICsを中心とする新興国向けの輸出増加を背景に緩やかな景気回復が続いていましたが、2008年度下期以降、原油をはじめとする原材料価格の高騰や金融危機に端を発した世界同時不況により様相が急変しました。さらには円高の進行や株価の急落等、景気の先行き不透明感が増す状況となりました。
2009年10月の政府月例経済報告では「海外経済の改善などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される」とする一方、海外景気の下振れ懸念、金融資本市場の変更の影響などのリスクが懸念されるなど、底入れを実感できる状況にはありません。
日本の雇用環境についてもこの10年間で雇用構造は大きくゆがみ、かつて社会システムを支えてきた1億総中流と呼ばれた厚い中間層は崩壊してしまいました。雇用構造の変化に対応する社会保障システムも見直されず、「貧困の世代間連鎖」が進みつつあります。そして、失業率が過去最悪の状況となる中で、かつて経験したことのない雇用危機、高失業率時代への懸念が高まっています。
(2)湘南地域においても、企業の低操業など、私たち勤労者がかつて経験したことのない厳しい経済環境が続いており、結果として組合員の雇用や生活に対する不安が増しています。
湘南地域連合は、厳しい環境の中でも地域連合としてできることを考え、湘南労福協をはじめ行政、各級議員団と連携をとりながら、各種協議会・懇談会において、課題の整理・解決策を議論しました。さらには行政に対し、企業の急激な業績悪化に対する緊急支援策や雇用対策、緊急生活支援の実施を提言するなど、関係各方面と連携した具体的活動を展開してきました。その結果、二市一町各々の自治体が施策を具現化しました。このことが今後の雇用拡大、ひいては組織の拡大や勤労者の安定した生活に波及すると確信し、今後とも関係各方面と連携を密にしながら地域活性化に向けた活動を展開します。
(3)湘南地域連合では政策制度の取り組みを年間活動の重要な一つとして位置づけ、湘南労福協との合同学習会や幹事会、また組織内・推薦議員との意見交換会を開催するなど継続的な議論を行ってきました。その議論を基に、地域の生活者・勤労者の生の声を要求書に反映し、生活の改善・向上を実現する取り組みを進めてきました。その結果、道路交通問題や地域防犯などについて、勤労者・生活者に具体的に見える形で改善・向上が図られるなど、一定の成果を上げることができました。
(4)政治活動の取り組みについては企業外福祉、いわゆる地域福祉向上の観点から、各議会の場において、我々勤労者・生活者の目線にたった代弁者である、連合推薦議員との連携を図ってきました。
湘南地域においては、2月に寒川町議会選挙、8月に衆議院選挙が施行され、連合神奈川とともに積極的に推進してきました。その結果、寒川町議会選挙においては、定数3名減のなか、組織内議員3名全員が前回得票を大幅に上回り、高位当選を果たしました。
また第45回衆議院選挙においては、2008年1月から「政権交代」を合言葉に全力で活動を展開してきました。その仲間の思いが、連合結成以来の悲願であった「政権交代可能な政治体制の構築」という成果を実現しました。
これから与党・民主党の最大の責任は、この総選挙の勝利を謙虚に受け止め、民主政治の原点を忘れることなく、国民に約束したマニフェストの内容を着実に実行するとともに、これまでの負の遺産を一掃し、政治・行政の停滞を打開しなければいけません。
(5)湘南地域連合加盟組合の連帯・交流の取り組みについては、これまでの動員型の活動から脱皮し、参加型の活動をめざして、メーデーや各種スポーツ大会、クリーンキャンペーン等、地域密着型の活動を展開してきました。
また、毎月5日を「連合神奈川の日」街頭行動日とし、湘南地域連合でも多くの働く仲間の積極的な参加のもと、一人ひとりが行動を起こすことで相互の意思確認と連帯強化を図ることができました。

2.活動の方向と基本

(1)地域における産業・企業の縮小・撤退に歯止めをかけるべく、各自治体と産業政策、行政施策について連携を密にします。特に、グリーンジョブへの支援等においては、雇用の場の確保に大きく関係することから、産業・企業の地域進出とともに、雇用の確保・拡大と組合の組織拡大をめざします。
(2)全国の失業率、県の求人倍率をはじめ、かつて経験したことのない雇用危機、高失業率の懸念から先行きが不透明でありますが、取り組みの強化に向け、障がい者の雇用促進を含め、失業者の再就職支援やフリーター・ニートといわれる若者の就業支援について県や各市町に要求していきます。
(3)湘南地域連合構成組織(加盟組合)の労働条件の水準や組合活動(運営)状況について、学習会等を開催し意見交換を図るとともに、未組織勤労者に対して、組織化に向けた働きかけを進めます。また、役員OBとの意見交換も図り、組織の強化拡大に努めます。
(4)勤労者・生活者の生活コストを改善するため、地域福祉・企業内福祉のあり方等を見直すとともに、湘南労福協や各自治体と連携して地域福祉の充実に努めます。また、教育ローンの利子補給制度や生活支援については、引き続きその制度について広報を強化し、利用率の向上をめざします。
(5)メーデーや各種スポーツ大会、ボランティア活動への積極的な参加を通して、親睦交流を図り、連帯と組織力の強化に努めます。
(6)地域連合組織内・推薦議員と連携し、各自治体の街づくりに参画します。また、社会保障制度全般にわたる改善や、前政権によって構築された負の遺産を一掃し、働く者・生活者の目線にたった政治への変革にむけ、政治活動の推進強化を図ります。

3.地域活動の具体的取り組み

湘南地域連合の役割は、連合神奈川の地域組織として、連合方針を湘南地域において具体化をすることにより、雇用の確保、働く者の労働条件の維持・向上と、住み良いまちづくりを進めることにあります。
これらの目的を達成するため、連合神奈川や各産別、他の8地域連合と連携し活動を展開します。

(1)組織強化、拡大の取り組み

私たちのめざす社会を実現させるためには、組織力を強化し、より連携を密に力強く労働運動を進めることが必要不可欠です。
2市1町における組織率は2008年6月現在で前年から0.2%低下の19.4%となっており、5年連続で減少しています。働く者の5人に1人しか組合員がいないという労働組合の組織率の低下は、組織としての運動力の低下につながり、労働分配率の改善や労働環境の整備を停滞させる一因となっています。
また、各単位組合においても、組織率が低下の一途をたどり、雇用労働者の過半数が組合に加入しない状況が生じることは、これまでに結んできた労使協定の効力や交渉力に重大な影響を及ぼすことは明白です。そうした点から、組織人員の維持・拡大は連合方針の中でも最重点課題となっています。
湘南地域連合は、日常活動の充実を図りつつ連合神奈川と連携し、地域における未加盟労働者の加入促進に向けた働きかけを行います。また、各産別・単組に対しては非正規労働者を含めた組織拡大への取り組みの検討・要請を引き続き行います。
①日常活動の執行は、運営規則に基づき5役会議を中心に取り組み、幹事会については2ヶ月に1回の開催とします。
②地域との連携を生かしつつ、地域事情に密着した運動の前進・強化のために、地域部会の充実に努めます。
③政策制度要求など重要事項の決定にあたっては、構成組織代表者会議を随時開催いたします。
④組織拡大に向け、連合神奈川の組織強化計画に基づき、地域における交流や懇親を図りながら、加入促進に向けた取り組み等を進めます。具体的には、産別・単組における関係組合への加盟要請を進めます。
⑤各組織における組織率の確認と非組合員の範囲の見直し、非正規労働者の組合員化などの検討を行います。
⑥各産別・単組における若年層の多様なニ-ズを把握・共有化を図り、若年層の連合活動への参加を推進します。

(2)雇用創出と労働条件の確立・向上

自公政権が推し進めた規制緩和政策は、多くの企業において正規労働者から、劣悪な労働条件の非正規労働者への置き換えや、偽装請負・日雇い派遣などの導入を加速させ、雇用環境の悪化や労働者間の格差・二極化を進行させました。
これに追い打ちをかけるように、昨年末に発生した世界同時不況は雇用情勢に大きな打撃を与えました。「派遣切り」に象徴されるような非正規労働者の雇用危機だけでなく、正規労働者の雇用へもその影響を広げています。
非正規労働の劣悪な労働条件が生み出した「ワーキング・プア」や「ネットカフェ難民」などの貧困問題、正規労働者の恒常化した長時間労働や過密労働を原因とした過労死やメンタルヘルスの悪化などは、依然大きな社会問題です。
また、年金の受給年齢が段階的に引き上げられるなか、退職後の安定した生活の確保に向け、65才までの雇用継続制度(高齢者雇用安定法)の充実と労働条件の確立・向上が引き続き求められています。
①ものづくりを中心とした地域の産業活性化策については、議会・行政との連携を強める中で、産業の存立と雇用確保の観点から、政策・制度要求活動を通じて、各自治体に産業政策の一層の改善を要求します。
②団塊の世代からレガシー系の技術を引き継ぐことが重要です。高齢者雇用安定法による65歳までの雇用継続の充実を図ると共に、フリーター・ニート対策など若年層の雇用環境の改善を求めます。また、次世代の社会的安定のためにも、各自治体の雇用政策に積極的に意見提言を行います。
③グローバルな激しい競争が続く中で、雇用を守ることを優先し、労働条件について議論を深めていきます。
④春季生活闘争については、各産別の取り組みを尊重しつつ、情報の共有化を図り、求心力を高めるために、情報交換会・学習会・春闘決起集会等を開催し、湘南地域での連帯を一層強化します。また、春闘状況が厳しい単組には、引き続き連合五役を中心にオルグなど支援活動を行います。
⑤従来の産業構造からの大きな転換を視野に入れたグリーンジョブや介護福祉産業など、新しい社会的な雇用創出については、そこで働く勤労者の視点での検証を加えながら取り組みます。
⑥非正規労働者の処遇改善を労働者全体の課題として追求していきます。
⑦景気変動等で障がい者雇用が脅かされないよう、社会的弱者を守る視点で取り組みます。

(3)住み良い街づくりに向けた政策・制度要求活動の推進

私たち労働者を取り巻く環境は、米国の金融不安を起因とした先進諸国の大規模な消費の低迷による不況が続いており、その結果、労働者全体の雇用不安は拡大し給与水準も下がり続け、年金生活者も含めて一段と厳しい状況にあります。
また、産科小児科・救急・地域医療等の医師不足や、年金問題、差別を生む後期高齢者医療制度など、先の自公政権の失政によって社会保障制度は崩壊状態にあります。また、私たちが求める安全・安心な社会の実現は民主連立与党の政権交代により希望が見えだしましたが、生活に対する大きな不安は解消されていません。
私たち湘南地域連合は、2010年度に向けた「政策・制度要求と提言」を取り組むにあたり、地域経済の活性化、障がい者を含めた雇用の安定確保等が益々重要となることから、以下の5点を基本に、構成組織の英知を結集し、政策実現に向け取り組むこととします。
①「住み良い街づくり」の政策化に向け、構成組織を対象に「政策・制度要求」と「生活環境整備」の2本柱によるアンケート調査を実施します。また、構成組織の積極的な参加をめざし、活動の趣旨、必要性などについての啓発活動を積極的に取り組みます。
②連合神奈川と同様に、地域における地方自治研究団体、湘南地域連合組織内議員等と連携し、政策課題の提案に向け調査・研究に取り組みます。
③要求実現に向けて地域連合・地域労福協「政策・制度部会」が中心となり、構成組織によるアンケートの取りまとめを行い、五役会・幹事会・構成組織代表者会議・宿泊学習会において議論し具体的要求を決定します。
④「政策・制度」の実現に向け、組織内議員・友好議員との連携・協力体制を強化するために、作業部会において「政策の具体化」を図ることとします。また、2市1町の首長・理事者等と連合神奈川・地域連合五役・地域労福協の役員による意見交換会(湘南サミット)を実施し、行政との連携を図ります。
⑤行政から派遣依頼のある各種審議会等については積極的に参加し、働くものの立 場からの意見反映を図ります。

(4)政治活動の推進

第45回衆議院議員選挙における民主党の圧勝を受け、政権交代が実現し、鳩山内閣が誕生しました。
湘南地域連合は、生活者・勤労者の暮らしの「安心・安定・安全」をより高め、真の「ゆとり・豊かさ」を求めるためには、社会環境を総合的に改善していくことが必要不可欠であるとともに、政策実現と政治勢力の基盤強化に向け、以下の取り組みを展開します。
①私たちの身近な課題である政策制度要求を実現して行くために、組織内議員をはじめ政策協定を結ぶ各級議員との連携を強化します。
②連合神奈川政治センターとの連携強化を図るとともに、共闘が可能な政党や会派とも協力体制を構築しつつ、湘南地域連合を構成する産別・組合員の総力を結集し、各種選挙の勝利をめざした運動を強化します。
③特に2010年に施行予定の第22回参議院議員選挙において、現政権を揺るぎない政権にするためには、連合神奈川・湘南地域連合推薦全予定候補者の必勝を期す取組みを展開することとします。

(5)労働者福祉、ボランティア、レクリエーション活動の推進

多岐にわたる連合運動を推進し、方針の具現化を図るためには、構成組織の連携・連帯の強化を図るとともに、運動に対する市民の理解と共感が必要不可欠です。湘南地域連合は、連合運動を地域に根ざした身近な運動とするため、以下の取り組みを積極的に展開します。
①文化・スポーツ活動やメーデー大会等の活動、及び地域の商業振興及び未組織対策の推進については、これまで同様、湘南地域連合と共に勤労者福祉を推進する湘南労福協と一体となった活動を展開します。
また、各自治体における懇話会等を通じて、中小企業、未組織労働者の福祉活動の前進にむけ、取り組みを進めます。
②地域における活動を通じて、市民の理解と共感を得ることにより、連合運動を内外にアピールするとともに、地域における存在感を高めていくことが重要です。
具体的には、海岸や河川の環境美化にむけたクリーンキャンペーンや、障がい者スポーツ大会の運営・協力等積極的に参加します。
③構成産別、単組間の友好と連帯を深めるため、湘南労福協と連携して、湘南地域勤労者スポーツ交流会を開催します。また、連合神奈川等の企画にも積極的に参加します。

(6)メーデー湘南地区大会の開催

2010年の第81回メーデー湘南地区大会については、この取り組みの意義を再確認する中で、幅広い勤労者の結集に向けた取り組みとして開催します。
具体的には、メーデーの歴史的意義と今日における課題解決に向けた意思統一、参加者の交流などの実現のために実行委員会を組織し開催することとします。
第81回メーデー湘南地区大会 2010年4月24日(土)

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